グログランリボンについて
- アイリボンテラキ
- 3月15日
- 読了時間: 4分
更新日:3月25日
グログランリボンとは

グログランリボンは、横方向に細かい畝(うね)が入った独特の織り方が特徴のリボンです。しっかりとしたハリのある質感を持ち、耐久性に優れているため、ファッションやアクセサリー、ラッピングなど幅広い用途で使用されています。
グログランリボンの特徴
1. 織り目のある独特な質感
グログランリボンは、横畝(よこうね)と呼ばれる細かい凹凸が特徴で、通常のサテンリボンなどに比べてマットな仕上がりになります。この織りによって、耐久性と高級感が生まれます。
2. ハリとコシがあり型崩れしにくい
厚みがあり、適度な硬さを持っているため、リボンの形が崩れにくく、きれいなリボン結びが可能です。そのため、ヘアアクセサリーやアパレルの装飾に多く使用されます。
3. 耐久性が高く長持ち
摩擦に強く、型崩れしにくい特性があるため、リボンを頻繁に使うシーンや屋外での使用にも適しています。
4. マットな質感で上品な印象
光沢が控えめなため、フォーマルなシーンや上品な装飾にも最適。結婚式や卒業式の衣装に使われることもあります。
グログランリボンの用途
1. ファッション・アパレル
ワンピースやスカートの装飾としてウエスト部分に使用
カーディガンやジャケットの縁取り
ヘアアクセサリー(カチューシャ、ヘアゴム、バレッタ)
2. ギフトラッピング
上品で高級感のある印象を与えるため、プレゼント用のラッピングやフラワーアレンジメントの装飾にも人気があります。
3. ハンドメイド・クラフト
布小物やバッグのアクセント
スクラップブッキングやカードデコレーション
4. シューズやバッグのデザイン
靴紐やバッグの持ち手部分などに使われることも多く、デザイン性と機能性を両立させています。
グログランリボンの素材と種類
グログランリボンは、素材によって質感や用途が異なります。
1. ポリエステル製
耐久性が高く、色落ちしにくいのが特徴。日常使いやギフトラッピングに適しています。
2. シルク製
より高級感のある仕上がりになり、フォーマルウェアやドレスに使用されることが多いです。
3. コットン・リネン製
ナチュラルな風合いが特徴で、エコバッグやカジュアルファッション向けのアイテムに使用されます。
グログランリボンのお手入れ方法
1. 汚れた場合の洗い方
ポリエステル製は水洗い可能ですが、シルク製やコットン製の場合は手洗いが推奨されます。
2. シワを防ぐアイロンのかけ方
低温で当て布をしてアイロンをかけることで、リボンの風合いを保つことができます。
グログランリボンによくある質問
ペタシャムリボンとグログランリボンの違いは?
リボンの中でも、特に人気のある「ペタシャムリボン」と「グログランリボン」。どちらも横畝(よこうね)のある織りが特徴ですが、それぞれ異なる性質を持っています。以下に、それぞれの特徴を比較しながら詳しく解説します。
1. 見た目の違い
ペタシャムリボンは、細かい横畝が特徴で、しなやかで柔らかい質感を持ちます。一方、グログランリボンは太めの横畝があり、やや厚みのあるしっかりとした見た目です。
2. 柔軟性
ペタシャムリボンは非常にしなやかでカーブに沿いやすいため、帽子の縁取りやウエストベルトなど、体にフィットするデザインに適しています。それに対し、グログランリボンは比較的硬めの質感を持ち、カーブを作るのには向いていません。そのため、直線的なデザインに使用されることが多くなります。
3. 主な用途
ペタシャムリボンは、帽子の縁取りやウエストベルト、ギフトラッピングなど、柔軟性を活かしたアイテムに使用されます。一方で、グログランリボンはバッグの持ち手やリボン装飾、制服のアクセントとして使われ、より耐久性を求められるシーンに適しています。
4. 耐久性
ペタシャムリボンは柔軟性があるものの、適度な強度があり、形状を維持しやすいのが特徴です。グログランリボンはしっかりとした織りで強度が高く、摩耗しやすい部分にも安心して使用できます。
5. 加工のしやすさ
ペタシャムリボンはカーブにフィットしやすく、縫製がしやすいため、帽子や衣類の装飾に向いています。対して、グログランリボンは直線的なデザイン向きで、硬めの仕立てに適しているため、バッグの持ち手やしっかりとしたリボン装飾に用いられます。
6. 使用例
ペタシャムリボンは、高級帽子の装飾、ウエストベルト、ギフト包装、インテリア装飾などに使われます。グログランリボンは、バッグや服の装飾、チョーカー、シューズのストラップなど、強度が求められる用途に活躍します。
まとめ
グログランリボンは、ハリのある質感と耐久性に優れたリボンで、ファッションやラッピング、クラフトなど幅広いシーンで活躍します。マットで上品な見た目が特徴的で、フォーマルな装飾にもぴったり。素材や用途に合わせた選び方をすることで、より魅力的な仕上がりになります。
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